〇着点を表す格
1.「へ」は、述語が移動を表す動詞のとき、移動先を表す名詞について、移動の方向を表す。
例:子どもが夏休みに山へ行く。
「に」の移動の着点を表す用法と意味的に近いため、ほとんどの場合、「に」に置き換えることができる。ただし、次の例のように、移動の過程に注目する(1)では「へ」を用いやすいが、移動の結果、存在する場所を表す(2)では「へ」は用いにくい。
例:友達とおしゃべりをしながら駅へ向かった。…(1)
予定より早く駅へ着いて、友達を待った。…(2)
同様に、移動を表す動詞に「ている」をつけ、主体が移動先に存在することが表されている場合、「に」は自然だが、「へ」はやや不自然になる。
例:電車はすでに終点{に/?へ}着いている。
子どもたちは学校{に/?へ}行っている。
「に」で表される移動の着点では、移動の結果、事物が移動先に存在することが含意される。一方、「へ」で表される移動の方向では、移動動作の過程に意味の中心がある。
2.「へと」
「へと」も移動の方向を表す。「へと」は、「向かう」「向ける」「出向く」「出かける」「ずれる」「ずらす」「傾く」「傾ける」のような、基準点となる位置からの移動を表す述語で用いられることが多い。
例:船が港へと向かう。
「行く」ではやや用いにくい。
例:?私はまず京都へと行った。
今天的助词分享主要就「へ」及「へと」进行了介绍。当句子谓语是表示移动的动词时,「へ」接在表示移动地点的名词后面,表示移动的方向。而「へと」同样表示移动的方向,多用于表示从基准点的位置开始移动的句子中。
由于这部分的内容量不大,但使用上有着微妙的区别,因此特别加入了一些例句,帮助大家的理解。