2022考研日本文学常见简答题3
質問
反自然主義は自然主義の理念と方法に反発・対立する文学傾向である。その中に属する文学流派も多い。その主な文学流派を簡単に説明しなさい。字数は 500 字を超えないこと。
答案范例森鷗外は日本明治・大正時代の小説家・評論家・翻訳家であり、陸軍軍医でもある。本名は森林太郎で、大学卒業後、陸軍軍医になり、陸軍省派遣留学生としてドイツに留学した。ドイツ留学の経歴を素材にして、『舞姫』『文づかひ』『うたかたの記』というドイツ三部作を発表した。
社会の現実、人間の真実を客観性によって描くという触れ込みだが、のちには貧しさや悲惨さ、人間の獣性などの暗黒面を描くことが自然主義であると俗化された。反自然主義とは、その自然主義の理念と方法に反発・対立する文学傾向である。
初期には、夏目漱石と森鴎外によって代表される論理的・道義的な余裕派文学がある。二人はともに留学経験をもち、西欧文化に最も造詣が深く、自然主義文学に批判的で、文学の虚構性を重んじた。また倫理的な姿勢で人生にのぞみ、鋭い批判精神で、時代と文明を批判した。
それから、芸術の「美」に重きをおく耽美派の作家たちが登場した。永井荷風から谷崎潤一郎に連なる作家はその代表である。人道主義・理想主義を掲げた武者小路実篤、志賀直哉らの白樺派も反自然主義に属する。この同人組織は、主観を排する自然主義とは大きく異なった自己主張の強烈さによって、大正前半の文壇の最主流となった。
もう一つ、新現実主義と総称される大きな流れがあった。耽美派や白樺派が見過ごした現実を明晰な知性によってとらえ直そうとするのがその共通の傾向である。芥川龍之介・菊池寛らや久米正雄・山本有三らがその代表的な作家である。