2022考研日语:キャッシュレス社会について
キャッシュレス社会について
アリぺー(→アリぺイ)をはじめとするモバイル決済の普及につれて、「超キャッシュレス社会」が「パンダ」、「中華料理」に次ぐ中国のタッグ(orタグ)となって、日本社会から注目を受けてきた(→受けている)。普段の生活ではその進化を意識していなかったが、去年日本への交換留学がきっかけで、改めてキャッシュレス化がもたらした変化を切実に感じるようになった。
小銭のことを取り上げよう。日本に着いてまもなく、小銭のジャラジャラの音に違和感を覚えていたり、うっかり一掴みの釣り銭を落として周りに迷惑をかけたり、困ったことがあるが(→困ったこともあったが)、一か月経ったら、小銭が(→は)当たり前の存在になった。真夏に気に入りの小銭入れから百円を出し、自販機で冷たいお茶を買って飲むのは、日本ならではの風物詩だった。そして、給料日前、はっきりと軽くなった財布の中の百円玉も格別に貴いものだ。
もちろん、キャッシュレス決済は便利だが、金が実体のない数字になって、金銭感覚がいつしか変わったような気もする。スキャンするだけで買ったお茶は、なぜか一枚の百円玉よりも軽く感じる。「キャッシュレス」は必然的なトレンドだけど、「キャッシュナシ」へ進みすぎないよう、冷静な判断が要るのだろう。
キャッシュレス社会:无现金社会
モバイル決済:移动支付
タッグ:标签;标记(同:タグ)
小銭(こぜに):零钱,零用钱
ジャラジャラ:小而坚硬的东西互相触碰发出声音。叮啷当啷。
一掴み(ひとつかみ):一把,少量
釣り銭:找回的钱
迷惑をかける:给…带来不便
風物詩(ふうぶつし):风景诗,景物。
トレンド:trend倾向