2022二外作文言葉も刃になれる――情報化社会についての考え
テーマ:情報化社会
注意点:
1.文体:「である」体
2.字数:800~1000
5段階評価:
1,たいへんよくできました。
2,よくできました。
3,ふつう。
4,もう少しです。
5,もう少しがんばりましょう。
評価:1,たいへんよくできました。日本語としての完成度90%、日本語の基礎も、内容もしっかりしていて、自分の日本語で、自分の思い、考えを書いていることが分かる日本語です「N1-138」であることも納得できます。更には「非日本語専攻」で,ここまで書くには、それ相当の努力と積み重ねがないと書けません。「非日本語専攻」でここまで書いていることには敬意を表します。
あなたの日本語の今後の課題、「もう自分は日本語ができている」と慢心することなく、常に「自分のものとした日本語で、自分の考えを正しく書く」ようにし、謙虚に、自分の書いた日本語を第三者の目で見直し、常に自分の日本語の弱点を認識し、わずかな誤りでも謙虚に認め、改善する学習姿勢を持てば、もうこれだけ書いているのですから「あと少し」の努力で100%の日本語が書けるようになるでしょう。
言葉も刃になれる
——情報社会についての考え
日々進化しているインタ(ー)ネットのおかけで、私たちはSNSで何でも共有できる。そして、私たちも他人の生活を(→に)「自由に」接触し、批判することもできる。
最近こういう悲しい記事が出た。日本(の)女子プロレスラーの木村花さんがなくなった。ネット上の長期的な中傷で自殺したという。この前の韓国女優sulliさんの自殺事件もすぐ頭に浮かんでくる。(これに)類した事件また(→はまだ)多い。にもかかわらず、大衆がこれらの事件に対して反省した(OR→する)こともないと(→ないように)見える(OR→思われる)。被害者がでるにつけすぐ話題になるが、やがて多くの人は事件に関する記憶がだんだん褪せていき、そしてまた次の被害者が出てくる。何度も繰り返されていて、被害もSNSの浸透に伴って広がっている。ネット(上の)現状の深刻さが(→は)もう無視できないと言えよう。
根本的に考えてみれば、ネット上の匿名制度は(→が)最大の原因だろう。現実生活で(は)人によって本音と建前に(?→を使い)分けているのに、ネットで歯に衣着せずに言うようになっている。なぜかというと、人は利己的な動物であるから。現実(生活の)中(では)自分の言動は自身の利益と直接的に関係して(いるので)、いつも損をしないようにあれこれを配慮している。それに対し、ネットで(→上では)匿名制度によって個人情報を隠すことができ、その配慮もなくなってしまう。ゆえに、身近な人に言えない言葉を勝手に見ず知らずの他人にぶつける。結局、無数の悪意はだんだん集まって人の命を奪える刃になりえるかもしれない。
もっとも匿名制度は情報化社会の一つのメリットといえよう。お金や地位を問わず誰でも自由に意見を述べる環境がこの社会には要る。ただし、これを利用して社会的責任を逃れるのは絶対に許されない。
木村さんがSNSで最後に残った(→残した)写真は彼女が微笑みながら猫を抱いていた画面だ。「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」という文字が乗っている。なんと優しい女の子、と多くの人が残念でならない。しかしいくら惜しんでも亡くなった人はもう帰ってこない、これからどうやって悲劇の繰り返しを(→に)歯止めをかけるの(か)が極めて現実的な課題だと考えられている。
プロレス:职业摔跤表演赛,职业摔跤
建前と本音:场面话和真心话
歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ):相手の感情や思惑を気にせず思ったまま言う。直言不讳。
ぶつける:自分の気持ちなどをはっきり表す。坦率提出
なぜかというと…からだ:要说为什么...是因为...。