2022考研二外日语作文:経済発展と環境保護について
注意点:
1.文体は、議論文にすること。
2.文章は、600字以内に収めること。
5段階評価:
1,たいへんよくできました。
2,よくできました。
3,ふつう。
4,もう少しです。
5,もう少しがんばりましょう。
評価:1,たいへんよくできました。日本語としての完成度90%、「日本語専攻3年N1-162」の人の日本語として、「N1-162」を証明する仕上がりの日本語です。あなたの日本語力はほぼ本物です。書かれた内容の論の進め方など、借り物の内容ではなく、自らのものとした日本語で、自らの考えが書かれていると感じられ、違和感なく読める日本語です。内容もしっかりしていて、違和感なく趣旨を理解し安心して読み進めることができました。日本語の書き方が曖昧ではなく、いろいろな日本語によく習熟し正しく基礎を身につけていることが分かる日本語です。添削部分を、自ら吟味し、納得してください。今後の課題としては、「もう自分は日本語ができている」という気持ちを捨てて、しばらく集中的に自分の書いた日本語を人に見せ直してもらう練習をするべきです。常に謙虚に自分の日本語を見直す地味な修練が必要です。ここで一度、「もう自分は日本語ができている」という気持ちを棚上げし、自分の日本語を再構築するべきでしょう。そのためには、しばらく集中的に回数多く自分の書いた日本語を、今こそ人に見せ直してもらうようにして下さい。できれば毎日作文を書き、臆することなく探してでも、日本語で信頼のできる人、或いは身近な日本人に添削してもらい、自分の日本語の弱点を認識し、わずかな誤りでも謙虚に認め、改善する学習姿勢を持てば、もうこれだけ書いているのですから「あと少し」の努力で100%の日本語が書けるようになるでしょう。
経済発展と環境保護について
産業革命の後、人々は経済発展と環境保護の関係を考え始めた。生産力の飛躍的な成長につれて、(人々の)周りの環境が一変した。果たして、経済発展の裏に環境の犠牲が隠れているという言い方は正しいかどうか。時代の移り変わりによって、人間は過去の教訓から何を吸収したのか。そのような疑問も含めて、第四の産業革命を迎えてつつ(→つつ)ある今、私たちは改めて経済発展と環境保護の関連性を真剣に考えなればならない。さらに、(これまでと同じ)轍を踏まないように、第四次の産業革命が私たちの生活全般を取り巻く前にいろいろ準備しなければならない。つまり、歴史の結晶ともいえる前人の試みの中(にある)、都合のいい(?→取り入れることができる・参考にできる)ものを取り入れるべきだ。経済発展と環境保護の課題は代々取り組まざるを得ない課題であれば(→あるとすれば)、せめに(→せめて)、私たちの子孫にいい結果と経験を留めて(→残して)あげたい。経済発展と環境保護の実質(OR→本質)を見抜くことが難しいのは否定できない。しかし、現在の状況や実態(OR→実情)に着目し、現在の問題点から出発し、だんだん本質に迫ることができると思う。それなら(?→そうだとするなら)、現在の課題は何だろうか。社会の全般的な発展の動力から考えると、まず摘出されるのは消費である。消費は経済発展の動力かつ核心であることは既に数多くの経済学者に(より)証明された(→されている)。消費を刺激するために、産業は発展し、区分され、転向してきた。産業発展は常に消費の後についてくるので、消費抜きで経済発展を検討することが(→は)不可能である。消費の拡大を求めるために、生産力はいっそう発展し、目覚しい成果を遂げてきた。その反面、大量生産、大量消費型の社会が生まれた。そして、そのような社会の発展とともに、様々な環境問題が現れてきた。廃棄物問題はその一つである。大都市の緊急課題の一つとして、廃棄物問題は悪い影響ばかりもたらしてきたわけではなく、逆に、その顕在化によって、人々の観念が更新され、転換された。今の世界(では)、「循環型社会」というスローガンのような観念は既に多くの人の心の底に根付くようになったのではなかろうか。その例から考えれば、経済の裏に潜んだ(→潜んでいる)消費は実は根本的な社会の推進力である。つまり、消費の転換は経済発展の方向を導くのである。例えば、割り箸を使わないように努力すれば、それなりの環境問題は解決の面に向かって進むことができる。また、野生動物の商品を買わないなら、動物を絶滅危機から守ることができる。消費は経済の核心である。だから、一人一人の消費行為は経済、環境、さらに世界を変える力を持っている。消費の主導者である人間は自分の消費行為に責任を持つ(ことができる)なら、経済発展と環境保護の調和を実現することができると思う。第四の産業革命を迎えるために、まず自分の消費行為と消費観念を変えよう。この「自分」は実は経済発展と環境保護を繋げるので、人としての能動性を発揮し、未来社会に適(合)する観念に転換し、力を惜しまず自分の行動で周囲の人々に影響を与える(こと)によって、経済発展と環境保護の調和という目標を達成することができると信じている。
轍を踏む:重蹈覆辙
実質/本質を見抜く:洞悉本质
名詞+ぬきで:省去...,撇开...,去掉...
能動性を発揮する:发挥主观能动性